どうも。自宅を愛する陽気な引きこもり、有栖川あむです。
今日は、世界の国歌についてのお話しです。
- 世界の国歌って面白い!
- 日本『君が代』
- オーストラリア『進め 美しのオーストラリア』
- ニュージーランド『神よニュージーランドを守り給え』
- ギリシャ『自由への賛歌』
- ドイツ『ドイツの歌』
- フランス『ラ・マルセイエーズ』
- さいごに
世界の国歌って面白い!
先日、日本史・世界史共に激ハマリ中だということを記事に書かせていただきました。
歴史にハマったきっかけは”幕末維新”なのですが、今では世界中の歴史への知識欲が止まりません。
勉強して時代背景を把握しておいたら、歴史物の作品を観るのも何倍も面白いです・・・!(*´˘`*)♥
でね!
今までは、世界の国歌に対しても「ふーん、いろいろあるなぁ~」程度に思っていたのですが、最近調べてみると、個性溢れまくりで面白いっ!(゚Д゚≡゚Д゚)
※注※
ちなみに、今回の記事では6ヵ国の国歌をご紹介しますが、個人的な好き嫌いがあって選んだり省いたりしたわけではありません。特定の国に対して、好きとか嫌いという感情はありません。(;'∀')
第2弾もそのうち書けたらいいなぁ~と思っています(*´˘`*)♪
日本『君が代』
まずは、日本の『君が代』。
国歌は知っていても、今まで歌詞の意味を考えたことはなかったなぁ(゚Д゚≡゚Д゚)
私が生まれるずうっと前から「国歌=君が代」って定められてるんだろうなぁって思ってたけど、正式に法律として定められたのは1999年なんだって。最近やん!Σ(・ω・ノ)ノ!
し、知らなかった・・・!
歌詞はご存知、
君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで
ですよね。
元々は和歌(平安時代の『古今和歌集』)だったそうです。
意味について調べてみると、
・天皇の治世を奉祝する歌説
・世界平和を願った歌説
・子孫繁栄を願った歌説
・ラブソング説
などなど、調べれば調べるほど複数の説が出てくる・・・!(;´・ω・)
ど、どれが本当やねん・・・!(困惑)
なんかさぁ・・・
日本史って、本当ミステリーだらけだよね!!!(゚Д゚≡゚Д゚)
最近は「聖徳太子いなかった説」などもあるし・・・。
まぁなんにせよ、『君が代』の歌詞、個人的にはとっても美しい印象を受けます(*´˘`*)♥
ちなみに『君が代』は、世界一歌詞が短い国歌だと言われているそうです。
(↓曲自体が世界一短いのは、ヨルダンの国歌だってー!)
さらにさらに『君が代』は、歌詞だけなら最古だそうですよ!
(↓メロディーの最古はオランダの国歌らしい。)
オーストラリア『進め 美しのオーストラリア』
次はオーストラリアの国歌。
超!明るくて元気な曲ですよね!(゚Д゚≡゚Д゚)
「全てのオーストラリア人よ 喜ぼう
我らは 若くて自由
労苦に代わる黄金の土地と 富を持つ
我らが故郷は 海に囲まれ
大地は自然の恵みに 溢れんばかり
豊かで稀有な 美しき自然
歴史のページの あらゆる舞台に
美しのオーストラリアよ 進め!
楽しい調べで さあ 歌おう
「進め 美しのオーストラリア!」」
資源国らしい歌詞ですよね。(*´▽`*)
オーストラリアには、昔3ヵ月留学(ホームステイ)したことがあります。
いつかまた行きたいな!
ニュージーランド『神よニュージーランドを守り給え』
オーストラリアと同じく、オセアニアであるニュージーランド。
国歌というより、バラード曲って感じですごく良い曲ですよね(゚Д゚≡゚Д゚)!
マオリ語詞と英語詞の両方を歌うそうです。
ちなみに、ニュージーランドには国歌が2つあります。
↑の『神よニュージーランドを守り給え』と、もう一つはイギリスの国歌である『神よ女王陛下を守り給え』です。
ニュージーランドの国家元首は、イギリス女王だからだって(゚Д゚≡゚Д゚)!
通常はニュージーランド総督がその業務を代行し、エリザベス2世はニュージーランド訪問時にのみニュージーランド女王として振舞う。
ニュージーランド史にはあまり詳しくないけど、ざっくり言うと
1840年ニュージーランド全土がイギリス領になる
↓
1907年イギリス内の自治領(自治権を認められた半独立国)になる
↓
1947年に独立する
という流れみたいやね。
(↓イギリス国歌『神よ女王陛下を守り給え』)
ギリシャ『自由への賛歌』
明るくて良い曲ですよね♪(*´˘`*)
何か聞いたことある気がするなぁ・・・と思ったら、ギリシャは古代オリンピック発祥の地なので、オリンピックの閉会式では必ず演奏されているそうです。
そして、
な、なんとこの曲・・・!158番まであるらしいです!
驚きの長さ!(゚Д゚≡゚Д゚)
普段は2番までしか歌われないそうですが、フルバージョンで歌うと1時間近くかかるんだって。大変だ・・・!
我らは古の汝を知った
おお、神々しく復古したもの
汝の目の光より、
そして汝の剣の輝きより現れたもの。
我らの亡き先人の霊廟より生れ出る
汝の勇気よ、勝利したまえ
我らが再び汝を叫ぶとき
万歳、自由!万歳!
うーん・・・・・・・・。わからん!( ー`дー´)ww
簡単にざっくり言うと、「ギリシャの強い先人を称えて自由を祝福する」という意味だそうです。
ドイツ『ドイツの歌』
ドイツの国歌は3番まであるのですが、3番のみが公式として採用されているようです。
オフィシャルな場では、3番しか歌われないそうですよ。
な・・・なんで?(゚Д゚≡゚Д゚)
調べてみると、なるほど合点でした。
1番
ドイツよ、ドイツよ、すべてのものの上にあれ
この世のすべてのものの上にあれ
護るにあたりて
兄弟のような団結があるならば
マース川からメーメル川まで
エチュ川からベルト海峡まで
ドイツよ、ドイツよ、すべてのものの上にあれ
この世のすべてのものの上にあれ
1番はこんな歌詞です。
現在の地理だと、
・マース川・・・フランス北東部~ベルギー~オランダ
・メーメル川・・・ベラルーシ~リトアニア~ロシア
・エチュ川・・・イタリア
・ベルト海峡・・・デンマーク
となっています。そのため、「現在のドイツ領ではないため他国を刺激してしまう」と公式には採用されなかったようです。(;´Д`)
確かに、批判されそうやね(;'∀')
ちなみに、ナチス時代はこの1番のみを歌う、という決まりもあったそうですよ (((( ;゚Д゚)))
そのため、この曲はナチス時代よりももっと前に作られたものですが、「1番の歌詞はナチスを正当化するものだ!」と批判を受ける原因にもなってしまったようです。
2番
ドイツの女性、ドイツの忠誠、
ドイツのワイン、ドイツの歌は
古からの美しき響きを
この世に保って
我々を一生の間
高貴な行いへと奮い立たせねばならぬ
ドイツの女性よ、ドイツの忠誠よ、
ドイツのワインよ、ドイツの歌よ
2番はこんな歌詞。うーん、個人的には悪くないと思うけどなぁ。
「内容がなさすぎる」「女性差別と受け取られるかもしれない」という意見があり、正式には採用されなかったと言われています。
3番
統一と正義と自由を
父なる祖国ドイツの為に
それを求めて我らは皆で兄弟の如く
心と手を携えて努力しようではないか
統一と正義と自由は
幸福の証である
その幸福の輝きの中で栄えよ
父なる祖国ドイツ
そして、公式に採用されている3番はこんな感じ。
うんうん。3番良い歌詞!(*´˘`*)♪
でもこの3番も、「”父なる”とか”兄弟”とか・・・男女平等じゃないやーん!」という意見があり、現在論争になっていると聞きました (((( ;゚Д゚)))
国歌の歌詞って大変なんやね・・・。(´・ω・`)
フランス『ラ・マルセイエーズ』
行こう 祖国の子らよ
栄光の日が来た!
我らに向かって 暴君の
血まみれの旗が 掲げられた
血まみれの旗が 掲げられた
聞こえるか 戦場の
残忍な敵兵の咆哮を?
奴らは汝らの元に来て
汝らの子と妻の 喉を搔き切る!
↑1番の歌詞。7番まであるけど割愛します。
メロディーはすっごく良いんだけど、「血まみれの旗」だの「残虐な敵兵」だの「喉を掻き切る!」だの、歌詞がとにかくめちゃめちゃ物騒!(゚Д゚≡゚Д゚)
ど、どうしたん? (((( ;゚Д゚)))ってくらい物騒!こ、怖い!
個人的には、ドイツ国歌の1番2番より、こっちの方が物議を醸しだしそうなんですけど・・・(;´∀`)
フランス革命の時に、義勇兵が”隊歌”として歌っていたものが国歌になったそう。
ナポレオン(フランス革命後に政権樹立)時代は、公の場で歌うのを禁じられていた時期もあったんだって。
なぜまたこれを国歌に採用する流れになったんだろう・・・。(゚Д゚≡゚Д゚)
(いろいろと深い意味があるんだろうね。勉強しておきます!)
ちなみに、有名なミュージカル『レミゼラブル』で歌われた『民衆の歌』の歌詞は、この『ラ・マルセイエーズ』を踏まえて作られたそう。
そしてそして、この『ラ・マルセイエーズ』はビートルズの『All You Need is Love』の元ネタでもあります。
メロディーはすごく良いよね!
さいごに
「軽めの”おもしろ雑学記事”書こうっと~♪」くらいに思ってたのに、自分が楽しんじゃってガッツリ調べてしまった (((( ;゚Д゚)))w
国歌って、個性あふれまくりで歴史がつまっててミステリーな一面もあって、調べるほど面白いっ!
そのうち第2弾も書けるといいな♪
以上!解散!おやすみぃ!